・・・ というのも、昨日歩いた散策路の途中に分かれ道があったのだ。 そこを辿れば観日平台まで行けるのではないかと、何となく考えていた。 また、観日平台で "玉山のご来光" を観たつもりでいたのが、実は祝山駅の展望台だったという残念な思いがあったのだ。 cf. 残念無念 それよりも何よりも、そのとき森林鉄道で帰ってきたときに、歩きでも一時間ほどだということを思い出したのだ。 ・・・ ということは往復しても三時間ほどであろう。 それなら、ここでの最後の滞在となるが ・・・ その限られた午前中という時間的制約内にできる話であり、丁度良いではないか。 お天気も上々だし、また、小鳥たちとの出逢いも期待できそうである。
身に覚えがある 私も身に覚えがあるのだが ・・・ こういった状況下で見知らぬ外国人がこちらに向かって歩いてくるといった ・・・ それも地図を見ながら誰かに道を尋ねようとしていることがわかるときがあるが ・・・ そのときの心境に似ているだろう。 多くの場合、『話しかけられるとこまるなぁ』 と思いながら視線を外していたのだった。 また、ときに故意に脇道に入ったりして難を逃れようとしたこともあった。 それではいけないと思うようになったのは、旅先で数々の助っ人たちに出逢ったからだ。 こちらから声をかけなくても、立ち止まって地図でも広げて見ようものなら、必ずといっていいほど暖かい親切を受けとることになるのだった。 また、こういった場合、言葉はほとんど関係ないことがわかった。 道に迷っていることは見ればわかる。 あとは、地図を見ながらの身振り手振りでの応対となるが、それが結構通じるものである。 引っ込み思案にしていたのは、英語がうまくしゃべれないことが原因であったろう。 しかし、それは別次元の問題だと思う。 先ずは、事に当たり ・・・ それが上手くいけば一番よいことだし、たとえ上手くいかなかったとしても、少なくともこちらの親切心は受け取って貰えるだろう。 cf. 助っ人たちのこと cf. Win-Winの法則
それではいけないと思うようになったのは、旅先で数々の助っ人たちに出逢ったからだ。 こちらから声をかけなくても、立ち止まって地図でも広げて見ようものなら、必ずといっていいほど暖かい親切を受けとることになるのだった。 また、こういった場合、言葉はほとんど関係ないことがわかった。 道に迷っていることは見ればわかる。 あとは、地図を見ながらの身振り手振りでの応対となるが、それが結構通じるものである。 引っ込み思案にしていたのは、英語がうまくしゃべれないことが原因であったろう。 しかし、それは別次元の問題だと思う。 先ずは、事に当たり ・・・ それが上手くいけば一番よいことだし、たとえ上手くいかなかったとしても、少なくともこちらの親切心は受け取って貰えるだろう。 cf. 助っ人たちのこと cf. Win-Winの法則
驚くべき光景 トレッキングの道は必ずしも線路沿いではなかった。 線路沿いであれば傾斜も少なく歩きやすい筈だ。 私たちもそう思って歩きだしたのである。 確かに、線路は見えつ隠れつしているのだが、山坂道を登ったと思ったら、また、下りになったりする。 決して足元は悪くないのだが、こうしたアップダウンが多々あるのだった。 ふと見ると ・・・ 線路沿いを歩く人たちがいるのである。 みなさん山歩きのスタイルであるから、そこらの観光客ではない。 また、線路沿いは歩けるようではあるが、特に道があるわけではない。 要するに、鉄道というものは保線作業が必要不可欠なので、その作業員が軌道脇を歩けるようになっているものである。 そこを歩いているようだが、一般の人は、世界中のどの国でも ・・・ 普通ならば、関係者以外は通行禁止の筈であろう。 それを堂々と歩いているのであった。 ただ、こういったことは ・・・ 私も幼少の頃、岡山に疎開していたことがあって、そのときよく母に連れられて鉄道沿いを歩いた記憶がある。 また、映画 「スタンド・バイ・ミー」 の中でも重要なシーンとしてでて来る。 ・・・ ということは、世界中のどの国でも ・・・ 案外、常識的なことかも知れないということに思い至るのだが ・・・ しかし、『これはないだろう』 という光景を見ることになるのだった。 疎開 そかい 戦禍などに備えて,地方に移り住むこと。 evacuation by パーソナル現代国語辞典より引用 どこからか、エンジン音が聞こえて来るので ・・・ チェーン・ソーでも使って樹木を伐採をしているのかと思っていたのだが ・・・ あろうことか、バイクに乗った若者が彼らと行動を共にしていたのであった。 途中放棄 こちらは、体力の消耗が激しいばかりか、これを見てトレッキングするのがアホらしくなって来た。 それにもう、予定の一時間ばかり歩いているのに ・・・ いつまでたっても見通しの効かない山の中かばかりで、 昨日、"ご来光" を見たような展望台が現れないのである。 そのとき丁度、真面目にもこの道を辿って帰ってくる人が現れたのである。 早速、『この道はご来光を見る展望台に行きますよね』 と聞いてみた。 すると 『これは~マウンテンの道で間違いないよ』 ということであった。 どうもピントが合わない会話で 『おかしいなぁ ・・・ 』 とは思ったのだが、お互い慣れぬ英語での会話であるから仕方がない。 それに、特別、先行きに不安があって尋ねたものでもないのである。 まぁ、トレッキングでの出逢いの挨拶のようなものである。 そういえば、『~山 ・・・ 』 と彼がいっていたのは ・・・ 先ほど跨線橋を渡ったところにあった案内板に、このルートの名前が "塔山歩道" とあったことを思い出した。 さらに観光地図まで併記されていたのだが、ルートの名称がどうであれ、ルート図がどうであれ ・・・ 始めから "ご来光" の路と思っているのであるから、『あっ、そうか』 で終わってしまっていて、取るべき路を間違えることなど思いもしなかったことなのだ。 それが、今 ・・・ 気がついたのだ。 "ご来光" を見に行ったのは "祝山" という山であり、こうして歩いているのは "塔山" という山に向かっていたことを ・・・ 向かうべき山が違っていた。 このように、ルートを間違った原因は、昨日の祝山駅で 『歩いても一時間』 と知って、森林鉄道沿いの路であろうと勝手に想像していたからである。 今、手元のパンフレットを見直してみると、そのルートは鉄道沿いではなかったのだ。 ただ実際には、ルートがどうだこうだという問題ではなかった。 たとえ正しいルートだったとしても、この道より楽だとは思えない。 それより何より、へとへとになって ・・・ このままでは、とても展望台まで往復は出来ないだろう。 そう思って途中放棄することにしたのである。 このことで気が楽になったのか、ゆっくり鳥観 とりみ をしながら引き返したのである。 おかげさまで、このチャイロウソに出逢うことが出来たという次第である。 ★同定の理由 体形はウソにそっくり ・全体的には灰褐色が主で赤味はない ・眼下に弧状の白斑がある ・翼と尾羽が黒い ・下尾筒が白い ★渡り *214 チャイロウソは、ブータン、インド北部、ネパール、中国南東部、マレー半島南部、ミャンマー、台湾などに留鳥として生息する。 また、台湾では特有亜種として生息する。 ★食べもの *214 チャイロウソの食性は植物食で、種子、液果(漿果)、花蜜や花芽などを採餌する。 また、昆虫なども捕食する。 ★名前の由来 *31 チャイロウソの名前の由来については記載がない。 しかし、日本で見るウソにしても、アカウソにしても、赤い色が入っているものだが、それが見られない。 それで、茶色い "ウソの仲間" としたのだろう。
ふと見ると ・・・ 線路沿いを歩く人たちがいるのである。 みなさん山歩きのスタイルであるから、そこらの観光客ではない。 また、線路沿いは歩けるようではあるが、特に道があるわけではない。 要するに、鉄道というものは保線作業が必要不可欠なので、その作業員が軌道脇を歩けるようになっているものである。 そこを歩いているようだが、一般の人は、世界中のどの国でも ・・・ 普通ならば、関係者以外は通行禁止の筈であろう。 それを堂々と歩いているのであった。 ただ、こういったことは ・・・ 私も幼少の頃、岡山に疎開していたことがあって、そのときよく母に連れられて鉄道沿いを歩いた記憶がある。 また、映画 「スタンド・バイ・ミー」 の中でも重要なシーンとしてでて来る。 ・・・ ということは、世界中のどの国でも ・・・ 案外、常識的なことかも知れないということに思い至るのだが ・・・ しかし、『これはないだろう』 という光景を見ることになるのだった。 疎開 そかい 戦禍などに備えて,地方に移り住むこと。 evacuation by パーソナル現代国語辞典より引用 どこからか、エンジン音が聞こえて来るので ・・・ チェーン・ソーでも使って樹木を伐採をしているのかと思っていたのだが ・・・ あろうことか、バイクに乗った若者が彼らと行動を共にしていたのであった。
そこを歩いているようだが、一般の人は、世界中のどの国でも ・・・ 普通ならば、関係者以外は通行禁止の筈であろう。 それを堂々と歩いているのであった。
・・・ ということは、世界中のどの国でも ・・・ 案外、常識的なことかも知れないということに思い至るのだが ・・・ しかし、『これはないだろう』 という光景を見ることになるのだった。 疎開 そかい 戦禍などに備えて,地方に移り住むこと。 evacuation by パーソナル現代国語辞典より引用
疎開 そかい 戦禍などに備えて,地方に移り住むこと。 evacuation by パーソナル現代国語辞典より引用
そういえば、『~山 ・・・ 』 と彼がいっていたのは ・・・ 先ほど跨線橋を渡ったところにあった案内板に、このルートの名前が "塔山歩道" とあったことを思い出した。 さらに観光地図まで併記されていたのだが、ルートの名称がどうであれ、ルート図がどうであれ ・・・ 始めから "ご来光" の路と思っているのであるから、『あっ、そうか』 で終わってしまっていて、取るべき路を間違えることなど思いもしなかったことなのだ。 それが、今 ・・・ 気がついたのだ。 "ご来光" を見に行ったのは "祝山" という山であり、こうして歩いているのは "塔山" という山に向かっていたことを ・・・ 向かうべき山が違っていた。 このように、ルートを間違った原因は、昨日の祝山駅で 『歩いても一時間』 と知って、森林鉄道沿いの路であろうと勝手に想像していたからである。 今、手元のパンフレットを見直してみると、そのルートは鉄道沿いではなかったのだ。
それが、今 ・・・ 気がついたのだ。 "ご来光" を見に行ったのは "祝山" という山であり、こうして歩いているのは "塔山" という山に向かっていたことを ・・・ 向かうべき山が違っていた。
このことで気が楽になったのか、ゆっくり鳥観 とりみ をしながら引き返したのである。 おかげさまで、このチャイロウソに出逢うことが出来たという次第である。
cf. ツィート過去ログ連動 (1)_twitpic Mar 03, 2012 観日平台の日の出を観に行った (1)_twitpic Mar 03, 2012 阿里山花見の習慣 (2)_twitpic Mar 05, 2012 聞きなれた 「カオシャン」 という言葉 補注 今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。 その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。 ここで日付は現地時間である。 時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。
補注 今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。 その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。 ここで日付は現地時間である。 時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。