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スゲヨシキリ (菅葦切)


写真①
スゲヨシキリ 成鳥 ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド Wexford Wildfowl Reserve, Ireland 2009/06/01 Photo by Kohyuh
スゲヨシキリ 成鳥
ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド
Wexford Wildfowl Reserve, Ireland
2009/06/01 Photo by Kohyuh



スゲヨシキリ (菅葦切) *203 *205 *207 *209 2012/02/14
スズメ目 Passeriformes
ウグイス科 Sylviidae
 学名 Acrocephalus schoenobaenus
 英名 Sedge Warbler
 全長 (L) = 13 cm
 雌雄同色

 2009年 6月 1日
 アイルランドの首都ダブリン Dublin から南へ、直線距離にして約 120km のところにあるウェックスフォード Wexford の町に向かった。








 このウェックスフォードで観るべきところは、近郊にある ジョンズタウン城ウェックスフォード野鳥保護区 だけだと、私は勝手に決めつけているのだが ・・・






§ ウェックスフォード野鳥保護区 Wexford Wildfowl Reserve
 このウェックスフォード野鳥保護区は、ウェックスフォードの町からから北へ 3km ほどのところにあるが、車でしか行けないかも知れない。 もちろん、車で行けるところは歩いても行けるが、バスや電車といった公共交通機関がないということである。


 ここで "wildfowl" のことを、単に "野鳥" と訳しているが、特に、ガン・カモ類をさすようである。 ただ、海辺に隣接している、この保護区には、湿地あり、草原あり、であるから、訪れる鳥たちの種類も多そうだ。



wildfowl
 猟鳥 《特にカモ・ガンなどの水鳥》
 
 【補注】
  wild は、"野生の" という意であり、
  fowl は、家禽、即ち、(家で飼う)大型の鳥 《アヒル・七面鳥など》


 ガン・カモ類は、昔から人工的に飼育され、アヒルや七面鳥などに品種改良されて、今や、それらは家禽 fowl と呼ばれるようになっている。

 その家禽 fowl が野生だった頃の姿をイメージさせるものとして "wildfowl" という言葉が生まれたのであろう。

 それは、また、狩猟の対象であったことをも想起させることになるのだが、もちろん、この保護区では狩猟禁止であることはいうまでもない。

 
by New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998


 cf. アイサのこと





管理・運営
 この保護区は、アイルランド環境・自然遺産省、地方行政府、アイルランド野鳥の会 が協力して管理運営しているものである。


アイルランド野鳥の会 BirdWatch Ireland は、アイルランドの野鳥と、その棲息地の保護のために活動する慈善団体である。

 cf. レイバン自然保護区 The Raven Nature Reserve






ウェックスフォード野鳥保護区
ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド Wexford Wildfowl Reserve, Ireland 2009/06/01 Photo by Kohyuh
ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド
Wexford Wildfowl Reserve, Ireland
2009/06/01 Photo by Kohyuh
(写真右)
 この池沿いに ビジターセンター へ行く道があるが、それ以外は保護区内に立ち入ることが出来ないようになっていた。



 遠くに見える建物がビジターセンターで、その一段高いところが観察塔である。

 その観察塔に登れば、かなり遠くまで見えて、この保護区を一望できる。









 この写真の池の左手には湿地帯もあるようで、コサギやオグロシギの姿もあった。 ときに、アジサシであろう、どこからか群れとなって飛んできては旋回し、フェンスの向こうへ姿を消していった。

 さらに、その向こうには農耕地が広がり、トラクターが走っていたから、吃驚するほどは大きくはないようだ。







 ウェックスフォード野鳥保護区
ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド Wexford Wildfowl Reserve, Ireland 2009/06/01 Photo by Kohyuh
ウェックスフォード野鳥保護区 アイルランド
Wexford Wildfowl Reserve, Ireland
2009/06/01 Photo by Kohyuh
(写真左)
 ビジターセンター以外に、また、観察小屋 hide も数箇所あって、保護区の中を通って行くようになっている。

 ただ、その道も柵で囲われていて、外には出られない。 ただ、観察小屋に通じているだけである。















同定理由
 このスゲヨシキリについては、最初、オオヨシキリ かと思った。 さえずりの声も、それとなく似ていたからである。 ただ、白く太い 眉斑 は、明らかにオオヨシキリのものではない。 それに、オオヨシキリ英国アイルランドでは見られないようである。




渡り
 アイルランド英国、フランス~ポーランドの北部、ロシア西部にかけて、広く 夏鳥 として繁殖する。




食べもの
 スゲヨシキリは、昆虫や蜘蛛や種子を好むが、おもに、葦
あし、スゲ、イラクサなど、それに藪 やぶ といったところで捕食する。




名前の由来 *31
 スゲヨシキリの英名にある "sedge" が、"スゲ" のことである。 スゲ (菅) の実を好むヨシキリ類ということだろう。








英名の意味
sedge 〔植〕 スゲ
warbler さえずる鳥、鳴鳥 《特に ウグイス科 の小鳥》.
 by New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998



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履歴
2012/02/14 ロゴ統一更新
2009/10/08 初版公開










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