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シロハラクイナ (白腹水鶏)

写真①
① シロハラクイナ 成鳥 台北植物園 台北市 台湾 Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan 2012/02/25 Photo by Kohyuh
シロハラクイナ 成鳥  台北植物園 台北市 台湾
Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan
2012/02/25 Photo by Kohyuh



写真②
② シロハラクイナ 成鳥 台北植物園 台北市 台湾 Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan 2012/02/25 Photo by Kohyuh
シロハラクイナ 成鳥  台北植物園 台北市 台湾
Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan
2012/02/25 Photo by Kohyuh



写真③
③ シロハラクイナ 成鳥 台北植物園 台北市 台湾 Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan 2012/02/25 Photo by Kohyuh
シロハラクイナ 成鳥  台北植物園 台北市 台湾
Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan
2012/02/25 Photo by Kohyuh



写真④
④ シロハラクイナ 成鳥 台北植物園 台北市 台湾 Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan 2012/02/25 Photo by Kohyuh
シロハラクイナ 成鳥  台北植物園 台北市 台湾
Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan
2012/02/25 Photo by Kohyuh



 シロハラクイナ (白腹水鶏) *212 *214 2012/07/13
ツル目 Gruiformes
クイナ科 Rallidae
 学名 Amaurornis phoenicurus
 英名 White-breasted Waterhen
 全長 (L) = 33 cm

 雌雄同色

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 台北植物園 の裏門から入ると、道はやがて大きな池に至り、その池の渕にシロハラクイナが佇んでいる姿が目に入った。








身を隠すところがない
 普通なら ・・・ 彼らと遭遇すると ・・・ そそくさと逃げの態勢に入るのだが、ここではそれがなかった。 いや、残念ながら身を隠すところがないといった方がいいかも知れない。

 よく整備されているというのなら ・・・ それはそうなんだが ・・・ シロハラクイナにとっては檻に入れられたようなものかも知れない。 人馴れするのも無理もないことだ。

 ただ、ここは植物園である。 その設計者はシロハラクイナのことまでは気が回らなかったろう。 好きも嫌いも、彼らの方があとから来て棲みついていることだ。 多少の制約を受けるのは覚悟の上だろう。



 自然環境の中で出逢ったときの彼らが示す行動は実に腹立たしいものがあったのだった。 こちらがとって食べるといった気はさらさらないのに ・・・ まるで怖いものに出逢ったかのように逃げ出すからである。

 これは冷静に考えれば当然のことなんだが ・・・ どうしても、もっとゆっくり観察したい、写真に撮りたいという、こちらの欲望が先に出てしまう。





どこか不自然
 ただ、この台北植物園のおとなしいシロハラクイナを観て ・・・ 『本当に嬉しいか』 といわれるとそうでもない。 自然の下でなければ、本当の出逢いではないという思いが私の心の片隅にあるのだ。


 止むを得ず ・・・ 仕方なく ・・・ などというのは、誰しも本来の姿ではいられない筈だ。 

 動物園といった施設は、始めから目的が違うので、ここでは話の対象外のものであろう。 気づくことは ・・・ 自然のようでいて ・・・ どこか不自然を内在しているということである。


 極論すれば ・・・ 演出の無い野生の生態を垣間見る機会はほとんどなくなったといっていいのではなかろうか。

 要するに、人が関与しない自然がなくなったということになろうか。 北極から南極から、地上から地底から、深海から宇宙から、必ず、どこかに人の臭いがする。

 どこか、「やらせ」 を感じるのである。 野生のものたちが自ら好んで演じているのではなく、好むと好まざるとを問わず、「やらせ」 られているという気がする。




 大きくは、自然保護区といったものもそうだろう。 小さくは、人工的な餌付けや演台を設けたりするといった行為も含まれるだろう。

 また、情報化が進む現代では、『珍鳥現る!』 という情報が駆け巡り ・・・ 私もよく追っかけするが ・・・ こういったギャラリーが多いことも、また、含まれるだろう。

 珍鳥を俳優や役者やタレントに見立てて 「追っかけ」 というのはいいのだが、彼らから言わせれば ・・・ まぁ、バードウォッチングすること自体、「でばがめ」 呼ばわりされても仕方がなかろう。





中正紀念堂
 今日は雨の中 ・・・ この台北植物園を訪れる前に、ガイドブック §523 に載っている台北市内の見どころの総統府、国立台湾博物館、二二八和平公園などを経て、中正紀念堂まで歩いてきた。

 それも ・・・ 詳しくは何も知らないままに、そのガイドブックの写真と見比べながら ・・・ なるほど、なるほど ・・・ これがそうか ・・・ といった具合に巡り歩いて来たのだった。




 ただ、今こうして振り返って見ると ・・・ あーしておけばよかった、こーしておけばよかった ・・・ などと悔やむことも多いのである。 これは、まぁ、いつものことであるし、悪いことばかりではない。

 その思いに至ること自体に旅の意味があると思うのだ。 もし、ガイドさんがついて完璧な街巡りに参加出来たとして、果たしてそれで満足することが出来るのだろうか。


 旅にしろ、何にしろ ・・・ 人の好みはいろいろだ。 気分の乗らないことも多々あろう。 それを長々と説明されたとしたら、『我れ関せず』 と聞き流すことも、また、人情というものではなかろうか。

 そして、あとになって ・・・ あのとき、もっと真面目に聞いておけばよかったなどと、反省するときが来るとすれば ・・・ 大きな儲けものと言えるのではなかろうか。

 何にしろ気がつくということは、人は、それを少しでも補おうと調べ直したり、再訪したりと、何かと努力するものだから ・・・

 一方、その気づきかがなければ ・・・ 何が残るというのだろう。 受けた説明をすべて記憶に留めることが出来る人なら問題はないが ・・・ 得てして、聞いたつもり、見たつもりになっていることが多いものである。

 cf. 余談 ・・・ 悔しい思い







自由広場門
《自由広場門》 広場の中から見た自由広場門 2012/02/25 Photo by Kohyuh
広場の中から見た自由広場門
2012/02/25 Photo by Kohyuh

 地図を頼りに近くまで来ると巨大な白亜の門が現れるので ・・・ まさか気づかずに通り過ぎることにはならないだろう。

 門の中央上部に 「自由広場」 という銘盤があったが、それを難なく読めることが、どうにも嬉しいものである。

 見るからに中国風に見えるのは、屋根の形だろうか、その巨大さだろうか ・・・

 いづれにせよ、ここの設計コンセプトの一つが 「中国文化と精神の表現」 ということであるから、少なくとも "台湾" というローカルな範疇では考えてはいないことは間違いない。





 この自由広場の門をくぐると、そこは広大な長方形の広場になっていて、正面遠くに、この公園のシンボルである、これまた巨大な中正紀念堂が見える。 この二つの建造物が長方形の短辺に相対峙するように配置されている。


 そして、ガイドブック §523 には、中正紀念堂は 「中国国民党政府の故蒋介石総統を記念して建てられたもの」 という説明が
あった。





 この中正紀念堂を眺めるとき、同時に、嫌が応でも目に入るのだが ・・・ 公園の両サイド、即ち、長辺側に左右対称に配置された、これまた大きな赤いお社 やしろ 風の建物があった。

 ガイドブック §523 には、この建物についての説明がなかったのだ。 ただ、"故人の紀念堂" にわざわざ建てられたものだから、そのときは神社・仏閣の類 たぐい と考えていた。








 国家戯劇院 (国立シアター) 国家音楽庁 (国立コンサートホール)
国家戯劇院 (国立シアター) 国家音楽庁 (国立コンサートホール)
 中正紀念堂に向かって右手に国家戯劇院
2012/02/25 Photo by Kohyuh
中正紀念堂に向かって左手に国家音楽庁
2012/02/25 Photo by Kohyuh


















 いま調べてわかったのだが ・・・ 左右一対のまったく同じ構造の建物と思っていたのだが、実は異なるようで、それぞれ台湾伝統の建築形式だという。 大きな違いは屋根の形にあるというが ・・・ わかるかな?

 そういわれて見直せば、確かに異なっていることがわかる。 さらに、神社・仏閣と思っていたのは、国家戯劇院 (国立シアター)国家音楽庁 (国立コンサートホール) ということだ。


 ここで、オペラを見たり、音楽を聴いたり、食事なども出来るということだが知らなかった。 近くにはテント掛けの特産物売り場や、幼児用の移動遊園地みたいなものがあったが ・・・ あいにくの雨で休業状態だった。






中正紀念堂
中正紀念堂

 いろいろ見物しながらメインの中正紀念堂の階段下まで来たのだが ・・・ そびえたつ大階段を前にして、とても上る気がしなかった。 一人二人の人影があっただけである。


 中に故蒋介石総統の銅像らしきものがうっすらと見えるのだが ・・・ 見たことにして引き返したのである。











 そこでは衛兵交代式が一時間おきに行われていて、国内外を問わず、観光客のメッカになっているところだという。 知らなかった ・・・








シロハラクイナの同定理由
シロハラクイナの名前の由来
シロハラクイナの渡り
シロハラクイナの食べもの
シロハラクイナの学名の意味
シロハラクイナの英名の意味






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クイナ科の他の仲間たち サムネイルで一覧表示
シロハラクイナ 1 日本の鳥
シロハラクイナ 2 シンガポールの鳥






cf. ツィート過去ログ連動
 (1)_twitpic Feb 24, 2012 雨の街歩き
 (2)_twitpic Feb 24, 2012 九份(きゅうふん)の街からの眺望
 (3)_twitpic Feb 24, 2012 和平島の展望台
 (1)_twitpic Feb 25, 2012 台北植物園へ
 (1)_twitpic Feb 26, 2012 関渡(關渡)自然公園へ




補注
 今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。 その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

 ここで日付は現地時間である。 時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。





 

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履歴
2015/04/06 twitpic 社破綻 → twitter 社統合対応
2012/07/13 バナー更新
2012/05/21 初版公開











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