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カンムリチメドリ (冠知目烏)

写真①
① カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/02/29 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾
near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/02/29 Photo by Kohyuh



写真②
② カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/02/29 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾
near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/02/29 Photo by Kohyuh



写真③
③ カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/02/29 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾
near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/02/29 Photo by Kohyuh



写真④
④ カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/02/29 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊
大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa,
Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/02/29 Photo by Kohyuh



写真⑤
⑤ カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/02/29 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊
大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa,
Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/02/29 Photo by Kohyuh



写真⑥
⑥ カンムリチメドリ 成鳥 鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾 near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan 2012/03/01 Photo by Kohyuh
カンムリチメドリ 成鳥  鞍馬山荘近郊 大雪山国家森林遊楽区 台湾
near by Anma Villa, Dasyueshan National Forest Recreation Area, Taiwan
2012/03/01 Photo by Kohyuh



 カンムリチメドリ (冠知目烏)  *214 2012/07/13
スズメ目 Passeriformes
チメドリ科 Timaliidae
 学名 Yuhina brunneiceps
 英名 Taiwan Yuhina
 全長 (L) = 13 cm

 雌雄同色
 固有種 (台湾)

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 今日の宿は大雪山国家森林遊楽区の中にある鞍馬山荘 Anmashan Hostel である。 ここには鉄道もバスの便もないから、車かタクシーを利用するしかないので、レンタカーを借りて行くことにした。






先ずは給油から
 いろいろな国のレンタカーの経験はあるのだが ・・・ ガソリンは満タンの状態で貸してくれる。 その代わり、満タンにして返却しなければならない契約になっている。 これが普通だと思っていた。

 ところが台湾では、そういった契約条項はないという。 満タン返しではないということは、借り出し時にどれだけガソリンが残っているかは時の運ということになる。


 というより、ガス欠ぎりぎりで返却する方が経済的観念からみれば得策であろう。 また、借りる人もその思いが強かろうから、満タン状態で残っている車を引き当てるのは宝くじより難しいかも知れない。

 実際に 25%ほども残っていなかったから、先ずは最寄りのガソリンスタンドで給油する必要があった。



日本語ナビ付き
 レンタカーの旅で道に迷うことは、まぁ、お約束である。 ・・・ それではと、特にナビ付きを注文したわけではなかったのだが ・・・ 今回は標準装備として日本語のナビ付きだというから期待していたのだ。

 ところが、『これがナビです』 といって手渡されたが使い方がわからない。 車に据え付けのナビではなく、携帯用のナビのようである。 そして、接続の仕方と、電源を入れるところまでは説明があったが、『あとは日本語だから私はわからない』 という。



 驚いたことに、このナビは情報入力になると 「ひらがな」 入力しかなくて、例えば、行先指定を電話番号で代用する機能がなかったのだ。

  「ひらがな」 入力だけではとても使えない。 例えば、これから大雪山に向かう重要な分岐点である "東勢" と入力できないのである。

 日本語の発音で入力してもダメなことがわかった。 いろいろ試行錯誤を繰り返したのだが、 時間的にゆとりがあるわけではない。


 何しろ、台中の新幹線駅からの出発であるが 4-5時間は見込んでいたからだ。 やむなく、これまでどおり地図を頼りに出発することにした次第である。








いきなり迷い道へ
 最寄りのガソリンスタンドの場所を教えて貰っているとき ・・・ ナビゲータ役の家内がわかったというから出発したのはいいのだが ・・・ 数百メートル走るか走らない内に、もう迷ってしまったようだった。 最初の陸橋の道を行くか、側道の道を行くか、この選択が間違ったようだった。

 説明を受けているときは、行先方向だけに重点を置いて聞いているので ・・・ 上下の選択肢については咄嗟の判断にならざるを得ないのは仕方がない。 側道の道を選んだのだった。

 そうすると、この道は指示された方向とは反対の方に行くようである。 それに、一方通行で後戻りも出来なかった。 ただ、幸いなことに、また、振り出しに戻るような所に出てくることができたのだった。

 cf. 道は迷うもの



 こうしたときは、めくら滅法走り回っていては傷が大きくなるばかりである。 とにかく立て直しを図るためには人に聞くのが一番だが ・・・ この台中新幹線駅周辺は、人が街歩きするような所ではない。

 とにかく、車を道路脇に停めて地図を頼りに、教えられた道を思い出しながら手がかりをつかもうとするのだが ・・・ さっぱりわからない。

 ・・・ すると見知らぬ車が横に来て停まった。 見るとレンタカー事務所で出逢った台北から来たという若いカップルだった。 私たちが先に出発したので、車を覚えていてくれたのだ。 彼らからすれば、私たちが迷い児になったことは一目瞭然だったろう。

 助手席から顔を出した彼女は "Follow me !" といってガソリンスタンドまで案内してくれたのである。 そして、大雪山はあっちの道だよという風に指さして ・・・ そのまま給油することもなく、別の道を爽やかに走り去った。 彼らは一足先に、ここで給油を済ませていたのだろう。


 旅先で受けたこうした親切は忘れがたいものである。 日本を旅する外国の人に ・・・ この親切をお返ししたいといつも思うのだが ・・・ 実際に、そういった場面に出くわすと、ついつい身を隠してしまうのだが ・・・






大雪山国家森林遊楽区 Dasyueshan National Forest Recreation Area
 大雪山国家森林遊楽区は、意訳すれば 「大雪山森林リゾート」 となるかも知れない。 パンフレットでは 「大雪山森林レジャー区」 と記されているが ・・・ 「レジャー区」 というのは聞きなれない言葉だし、同じいうのなら英名のように 「レクレーション区」 の方がいいかも知れない。


 宿泊施設から、よく整備されたトレッキングのコースや本格的な登山コースなどもあり、「地球の歩き方」 §523 といったガイド本には紹介されてはいないが ・・・ バーダーにとってはメッカの一つといってもいいかも知れない。




大雪山 ・・・ 雪山山脈
 どうして "大雪山国家森林遊楽区" に、"大雪山" という冠がついているのかというと、ここは稍来山 2,307m、船形山 2,274m、鞍馬山 2,666m、 小雪山 2,997m が連なって "雪山山脈" の一部となっているところであるからだ。

 そして、この "雪山山脈" を象徴する山が "大雪山 3,530m" なのだ。 "大雪山国家森林遊楽区" の中に大雪山が含まれているのではない。

 というのも、その雪山山脈の最高峰が大雪山 (単に雪山 ともいう) であり、玉山 3,992m に次いで台湾で二番目に高い山という。 ちなみに、富士山の高さは 3,776m である。




大雪山林道 Dasyueshan Byroad
 "東勢" から稍来山、船形山、鞍馬山、小雪山まで順々に、これらの山々を縦走するような形で舗装された道路が走っている。 これが "大雪山林道" と呼ばれているものだ。




地理的要件
 海抜 1,800-2,996m、面積 3,963ha、年間平均気温 12℃
 湿っぽい気候だが涼しく、毎年20万人の観光客が訪れるという。

by Birding at Dasyueshan パンフレット他より








本日のドライブルート 2012/02/29

台中新幹線駅(台中高鉄駅) === 高速道 1号線 === 高速道 4号線 === 一般道 3号線 ===
一般道 8号線 === 東勢 === 大雪山林道 === 鞍馬山荘 Anma Villa (泊)







料金所 35km
料金所 35km 2012/02/29 Photo by Kohyuh
2012/02/29 Photo by Kohyuh

 "東勢" というところから大雪山林道に入って行くのだが、あたかも高野山の道を行くような感じで、次第に山深い風景に変わっていった。

 道路脇のガードレールには"東勢" からの距離を示す小さな標識が 1km 毎にあった。

 このあとビジターセンターで地図を貰った時にわかったことだが、例えば、右の写真の料金所の場所は 35km 地点などという風に記されているのでわかりやすい。

 見知らぬ山道をくねくね走っていると、距離感がつかめず ・・・ 今どの辺りを走っているのかわからなくなるものだ。








大雪山ビジターセンター (Point 43km)
大雪山ビジターセンター 43km 2012/02/29 Photo by Kohyuh
Dasyueshan Visitor Center
2012/02/29 Photo by Kohyuh

大雪山林道の43km地点、鞍馬山山麓にあって、大雪山国家森林遊楽区全体を管理運営する基地となっているようだ。

 ビデオ映写室、会議室、展望台などの付帯施設を有するビジターセンターは立派なものだった。

 中に入るとホテルのロビーといった雰囲気である。 また、カウンターには数人の男女のスタッフがいたのだが、皆さんがにこやかに対応してくれた。










 先ずは、今日の宿泊先である鞍馬山荘はどこにあるだろうと気にかかっていたことから聞くと ・・・ ここだというから吃驚した。 予約は確かロッジと聞いていたからだ。

 あとで連れて行ってくれてわかったのだが、直ぐ近くの道を下った林の中に、二戸一のロッジが立ち並ぶところがあったのだった。






鞍馬山荘 Anma Villa
 鞍馬山荘 Anma Villa or Anmashan Hostel というネーミングは、雪山山脈を構成する山の一つ、鞍馬山の山麓にあるからだろう。 この大雪山ビジターセンター周辺に展開している宿泊施設ということになる。


 ホテル形式のものからロッジまで多々あるようだった。  また、私たちが利用したロッジにも利用人数などで何段階かのグレードがあるようだった。





 ロッジの玄関を入るとテーブルと長椅子が置いてある共有スペースがあり、その両側左右に、シャワー、トイレ、洗面所、寝室が配置された部屋があるという構造になっている。

 寝室にはダブルベッドとシングルベッドが置かれてあった。 広いものではないが家族で泊まると楽しいかも知れない。 パパママ用の部屋と子供たち用の部屋といった具合に・・・

 まだ、シーズンオフなのかお隣さんはいなかった。 夕食と朝食は、このロッジを出て約 200m ほど歩いた所にある大きなレストランで摂ることになっている。



料金
 夕食・朝食付き 2.000元/2人 (約 3円/元)
 それに、必要とあれば、タオル、歯ブラシといったアメニティーグッズ一式は、追加料金 200元で用意してくれる。







温湿度計
温湿度計 2012/02/29 Photo by Kohyuh
2012/02/29 Photo by Kohyuh

今夜は寒そう
 エンブレム (紋章) からロータリークラブ寄贈と思われる温湿度計 (写真右) には、ここは、海抜 2,275m と記されてあった。 ちなみに今日は、温度 11.4℃、湿度 99.9%とのことである。

 どうも湿っぽいと思っていたら、気温が低い割には湿度が高すぎるのではなかろうか。 霧も多いとか。



 ベッドの寝具を見ながらこれでは寒いかも知れないと思ったが、夕食後に部屋に戻ってきたら布団が暖かかった。 見ると電気毛布が敷かれていて暖かくなっていたのだ。

 こういう仕掛けがあるとは知らなかった。 スタッフの方が気を利かして用意してくれたのかも知れない。 少なくともスイッチを入れた覚えはないのであった。











ロッジ Lodge もいろいろ
ロッジ Lodge もいろいろ ① オープンしていないロッジ 2012/02/29 Photo by Kohyuh  ロッジ Lodge もいろいろ ② 今夜は寒そう 2012/02/29 Photo by Kohyuh
オープンしていないロッジ
2012/02/29 Photo by Kohyuh
今夜は寒そう
2012/02/29 Photo by Kohyuh
 








緋寒桜の花見ごろ
 まだまだ陽が高かったので、散歩がてら鳥観 とりみ に出かけることにした。 こういったロッジは集中的に建てられているのではなく、何しろ山あり谷ありの地形であるから数棟単位に分散して点在していた。

 また、職員用の宿舎もあるようで ・・・ 洗濯物が干してあるところも見かけた。 それらを結ぶ小道を辿りながらの鳥観 とりみ である。

 台湾では緋寒桜が花見の代表格で ・・・ 丁度、それが咲き始めた頃であろうか ・・・ このカンムリチメドリが群がって蜜を吸っていたのだった。


 まるで メジロ のように ・・・ 日本でも緋寒桜はソメイヨシノなどより一足早く咲いてくれるのだ。 食料の乏しい冬の間を耐え忍んで、この日が来るのを待ち続けていたのだ。

 cf. 写真③④⑤
 cf. この日は違った









森林浴歩道 Forest Trail
森林浴歩道 Forest Trail 2012/02/29 Photo by Kohyuh
2012/02/29 Photo by Kohyuh

 「森林浴歩道 Forest Trail」 との標識があったので試しに歩いて見た。 木道もあってよく整備されて歩きやすいのだが ・・・ どんどん下って行くようだった。

 ということは ・・・ 上りがあるということになる。 これは、体力的にも問題があるが ・・・

 それより何より、今は夕食前であるから、適当に切り上げないと食事にありつけなくなる。

 cf. トレイル trail









 うまい具合に、別のルートとの交差点が現れたので上り道に切り替えて帰って来た。 ただ、残念ながら ・・・ 森林性の鳥たちとの出逢いはなかったのだった。









レストラン
レストラン 2012/02/29 Photo by Kohyuh
2012/02/29 Photo by Kohyuh

 レストランでは、早く来た人たちはすでに食事を始めていた。 グーループや家族が、それぞれテーブルを囲んでいた。

 中には 10人ほどが座れる大きな円卓もあった。 席への案内を待っていると ・・・ 先ほどから料理を運んでいたおじさんが振り向いて 『どこでもいいよ』 と言ってくれた。

















ボリュームたっぷりの夕食
ボリュームたっぷりの夕食 2012/02/29 Photo by Kohyuh
豚足?、魚の揚げもの、野菜料理三種にスープで満腹 (写真は二人分)
2012/02/29 Photo by Kohyuh






 席に着くと間もなく ・・・ おじさんがにこにこしながら ・・・ 数回にわたって料理を運んできてはテーブルに置いて行くのだが ・・・ 非常に手際が良い。 『うわー おいしそう』 と声を上げると、嬉しそうであった。 また、実際に、特に野菜は家庭料理のように薄味で美味かった。

 システムが良くわからないのだが ・・・ 制服を着た女性も数人いるのだが、普段着のおじさん一人が切り盛りしていたのだ。 ただ、売店もあったから役割が決まっているのだろう。











同定理由
・茶色の冠羽
・細くて黒い目尻線




名前の由来
 カンムリチメドリの "カンムリ" は "冠" と記されるとおり冠羽のことである。 冠羽が特徴的なチメドリ科の小鳥の仲間ということになる。




渡り
 カンムリチメドリは、台湾に留鳥として生息する、固有種 (台湾) でもある。 標高 700m ~ 3,300m の山地や、この高度に生える植物の中に生息する。

by (鳥の楽園) 「大雪山森林レジャー区」 パンフレットより引用




食べもの
 カンムリチメドリは、主に、花蜜ベリー類などを好むが、昆虫も捕食する。







英名の意味
Taiwan 台湾の
Yuhina 〔鳥〕 チメドリ科の小鳥
by New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998




関連記事
チメドリ科の他の仲間たち サムネイルで一覧表示






cf. ツィート過去ログ連動
 (1)_twitpic Feb 28, 2012 布袋大仏を見るなどの街歩き
 (1)_twitpic Feb 29, 2012 レンタカーで大雪山を目指す
 (1)_twitpic Mar 01, 2012 大雪山のご神木を見に行った




補注
 今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。 その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

 ここで日付は現地時間である。 時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。





 

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履歴
2015/04/06 twitpic 社破綻 → twitter 社統合対応
2012/07/13 バナー更新
2012/05/27 初版公開











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