八幡次郎好酉の鳥紀行





貝の養殖場 台南市 台湾 Tainan, Taiwan
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ベニバト (紅鳩)

写真①
① ベニバト (♂♀) 成鳥 貝の養殖池 台南市 台湾 Tainan, Taiwan 2012/03/06 Photo by Kohyuh
ベニバト (♂♀) 成鳥  貝の養殖池 台南市 台湾
Tainan, Taiwan 2012/03/06 Photo by Kohyuh



写真②
② ベニバト ♂ 成鳥 レンカク生態教育パーク 台湾 Jacana Eco-education Reservation, Taiwan 2012/03/04 Photo by Kohyuh
ベニバト ♂ 成鳥 レンカク生態教育パーク 台湾
Jacana Eco-education Reservation, Taiwan
2012/03/04 Photo by Kohyuh




写真③
③ ベニバト ♂ 成鳥 レンカク生態教育パーク 台湾 Jacana Eco-education Reservation, Taiwan 2012/03/04 Photo by Kohyuh
ベニバト ♂ 成鳥 レンカク生態教育パーク 台湾
Jacana Eco-education Reservation, Taiwan
2012/03/04 Photo by Kohyuh




写真④
④ ベニバト ♀ 成鳥 台北植物園 台北市 台湾 Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan 2012/02/25 Photo by Kohyuh
ベニバト ♀ 成鳥  台北植物園 台北市 台湾
Taipei Botanical Garden, Taipei, Taiwan
2012/02/25 Photo by Kohyuh



写真⑤
⑤ ベニバト ♂ 成鳥 貝の養殖池 台南市 台湾 Tainan, Taiwan 2012/03/06 Photo by Kohyuh
ベニバト ♂ 成鳥  貝の養殖池 台南市 台湾
Tainan, Taiwan 2012/03/06 Photo by Kohyuh



ベニバト (紅鳩)  *201 *205 *214 2013/01/04
ハト目 Columbiformes
ハト科 Columbidae
 学名 Streptopelia tranquebarica
 英名 Red Turtle Dove
 全長 (L) = 23 cm
 雌雄異色

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 台南市の沿岸部では貝の養殖場と思われる大小の池が点々とあった。 その土手には貝殻が山のようにあったから、そのように思うだけで確かめたわけではない。










貝の養殖池
 今日は 『くろつらへらさぎ生態展示館』 を目指してドライブしてきたが、それを目前にして、このようにおびただしい数のシラサギがいる風景に出逢ったのだった。 この近くには、同じような養殖場が多々見られたのだが、不思議なことに、ある特定の池にしか、シラサギたちの姿はなかったのだ。

 cf. クロツラヘラサギ


貝の養殖池の風景 台南市 2012/03/06 Photo by Kohyuh
貝の養殖池の風景 台南市
2012/03/06 Photo by Kohyuh



 これが養魚場であれば、商品を食べるに任せて放ってはおけないだろう。 よく見ると、セイタカシギといったシギチたちも多々いたのだが多くは同定できないままでいた。







ベニバトのこと
 写真①のベニバトは、この養殖場の近くの電線にいたのを何気なくというか、念のために撮って置いたものである。 ・・・ というのは、あたかもドバトのようにありふれたベニバトだったが、ひょっとして国が変われば亜種レベルの違いがあるかも知れない ・・・ そうなると 『あのとき撮って置けばよかった』 などと、後で後悔するのが嫌だからである。


 それが功を奏したのである。 これまで何度か、いろんな国で多々見てきたベニバトだが、これまで雌雄異色とは知らなかったのだ。 雌雄同色と考えていた。

 慌てて撮り置きの写真を調べ直して見たら、雄ばかりであった。 それに、どこでも珍しくも何ともないものだから軽んじていたようで、その数も少なかったのだ。

 そして、たった一枚だけだったが ・・・ この写真①のペアが見つかったという次第である。 写りは悪いが、まぁ、雌雄としていいだろう。

 


ベニバトの雌雄判別  *205
部位 ベニバト(♂) ベニバト(♀)
側頸-後頸 縁取りのある黒帯あり 黒帯あり
頭部と頸部 青灰色 赤味がなく全体的に灰褐色
背・翼上面 赤味のある紫褐色
 










台湾野鳥の会の人
 道路脇に車が停めてあった。 それではと ・・・ 私たちもカメラと双眼鏡を持って、池に続く土手を歩いていった。 辿り着くと、池の縁で私と同年配と思われる男性が三脚にビデオを据えて、おばさんと立ち話をしていた。


 こちらから声をかけて挨拶すると、自然に鳥談義になってしまうのは仕方がない。 話題が変わってしまったのか、先ほどのおばさんはいつの間にか姿を消していた。

 ・・・ というのも、おじさんは非常に日本語が堪能で、鳥の名前も日本語で通じたのだった。 そうなるとおばさんにとっては、私たちの会話にはついていけないだろうから、どうしても浮いてしまうのだ。



 しばらくして、ソリハシセイタカシギがいたので私が口にすると、『車で来ているんだろう』 、『もっといるところに案内してあげる』 といって車に戻って走り出した。

 思えば、いろんな所に寄り道しながら 40-50km は走っただろうか。 最終的に辿り着いたところは貝の養殖業者の私有地みたいなところで、その庭先で車を停めた。 目の前には大きな池があり、これより先には行けない。



 早速、池に目をやるとソリハシセイタカシギの一群と、セイタカシギの一群が目に入った。 おじさんの話では、今、セイタカシギは餌場にいて、ソリハシセイタカシギは休憩場所にいるとのことであった。

 同じ池の中といっても、餌が豊富にある場所と、そうでない場所があるのだろうか。 また、入り乱れて群れているのではなく、それぞれの集団でまとまっていた。




ソリハシセイタカシギの群れ
ソリハシセイタカシギの群れ 台南市 2012/03/06 Photo by Kohyuh
台南市 2012/03/06 Photo by Kohyuh




セイタカシギの群れ
セイタカシギの群れ 台南市 2012/03/06 Photo by Kohyuh
台南市 2012/03/06 Photo by Kohyuh




 特に、朝方にはソリハシセイタカシギが数千羽の単位で、この池の端から端まで帯状に広がって見られるとのことであった。






一期一会
 おじさんがどうしてそんなに日本語が上手なのか聞いてみると、以前、名古屋の化学会社で働いていたということであった。

 私と同年配ということは、高度経済成長期の日本であろう。 "金の卵" といわれて地方から都会へ集団就職してきた人たちも多々いた時代である。 それこそ、映画 「三丁目の夕日」 の世界であった。

 おじさんは、まさか集団就職で台湾から日本に来たわけではなかろう。 いわゆる頭脳流出だったかも知れない。 とにかく、言葉のはしばしから、普通の人ではない気がする。 車で判断するのではないが、ベンツに乗っていたのだった。



 トイレ休憩することもなく走り回っていたので、帰り道で ・・・ どこかトイレできる所はないかということで連れて行ってくれたのが小さな町のセブンイレブンだった。

 ・・・ それに ・・・ トイレから出て来ると缶コーヒーを持って待っていてくれた。 私たちはくろつらへらさぎ生態展示館へ向かう予定があるし、おじさんは帰宅するから ・・・ それぞれ方向が異なるので、ここでお別れしようということになった。



 私たちは、ここにくればいつでもおじさんに逢えるものという気がしていた。 特に、連絡先も聞いてはいなかったのだが ・・・ そのような旧知の間柄のような気がしていたのだった。

 そして、実際に二度目の台湾 (2012/11/20-2012/12/08) 訪問の際に、おじさんと共に巡ったコースを再び辿ったのだった。 あのセブンイレブンにも立ち寄った。

 また、黒いベンツを見ると、あのおじさんではないかと思ったりした。 同じ場所に立ちながら ・・・ すべては夢のようだった。


 いつも思うのだが ・・・
  旅に、もう一度はない ・・・
   何ごとも、すべては一期一会という心構えが ・・・ いる





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ハト科の他の仲間たち サムネイルで一覧表示
ベニバト 1 タイの鳥











cf. ツィート過去ログ連動
 (1)_twitpic Mar 05, 2012 高雄は愛河で遊覧船に乗る
 (1)_twitpic Mar 06, 2012 黒面ヘラサギ生態展示館に立ち寄る
 (1)_twitpic Mar 07, 2012 台湾の最南端へドライブ



補注
 今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。 その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

 ここで日付は現地時間である。 時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。






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履歴
2015/04/06 twitpic 社破綻 → twitter 社統合対応
2013/01/04 ベニバトの写真④⑤追加
2013/01/02 初版公開










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