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アカモズ (赤百舌)

写真①
① アカモズ 成鳥 ホイアン ベトナム Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
アカモズ 成鳥  ホイアン ベトナム
Hoi An, Vietnam
2010/01/16 Photo by Kohyuh



アカモズ (赤百舌)  *201 *205 2012/02/13
スズメ目 Passeriformes
モズ科 Laniidae
 学名 Lanius cristatus
 英名 Brown Shrike
 全長 (L) = 20 cm
 雌雄同色 

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 このアカモズを初めて見たとき、タカサゴモズ のときのように、"どこか違う" という思いはまったくしなかった。 モズ そのものと信じて疑わなかったのである。

 また、些細な違いを云々するのは好きではないが、知ったからには黙っておくのも好きではない。





 ホイアンリュウキュウヨシゴイ を観ていたとき、どこからかアカモズが飛んで来て直ぐそばの枯れ枝にとまった。 このとき、リュウキュウヨシゴイは侵入者のアカモズに動揺することもなく、それどころか目にも入らない様子であった。



亜種について
 種のレベルで見れば同種であっても、地理的に隔離されたところ ・・・ 例えば、島嶼 に生息を余儀なくされた場合には、そこに適応した進化を遂げるものだ。 そういった違いを表現するために、"種" の下位に分類単位を設けたものである。

 cf 亜種名の表現方法
 cf. 種とは


 より暖かいところ棲むものは色がより黒くなるといった、グロージャーの法則があるように、見かけが異なってくる。

 それも、地理的な要件だけではなくて、生態的要件など、さまざまな要件で "種の分化" が起こることが知られている。







 このアカモズには亜種レベルで数種類の仲間がいるようだ。 この写真のものは、正式には、亜種アカモズ Lanius cristatus uperciliosus に該当するだろう。 しかし、他の亜種アカモズを未だ見ていないので、ここでは種名だけとし、亜種名は省略する。

 cf. 種とは




亜種名の表現
 種の学名表記は、リンネ が確立した 2名式であるが、亜種名まで表現する場合は 3名式になる。 最初の 1項目と 2項目で "種名" を表し、つぎの 3項目目が "亜種名" を表す。

 cf. 学名表記の例 (オドリコソウの学名)
 cf. 学名で思うこと
 cf. 一種複数学名について






ホイアン Hoi An 引用 by §517
 ホイアンは、ベトナム戦争激戦地ダナン Da Nang から南方へ約 30km のところにある。 東シナ海 East China Sea にそそぎ込む トゥボン川 Thu Bon River の河口にある町だ。 このホイアンの旧市街地にある古い町並みは 世界遺産 になっている。

 cf. トゥボン川 Thu Bon River (船上レストラン)
 cf. トゥボン川 Thu Bon River



 ホイアンは河口部にあるため水害に見舞われることが多く、そのためか土地が肥沃のようで、郊外には 田園地帯 が広がっていた。

 また、海岸線も長く、どこまでも続く白砂青松ならぬ "白砂青椰子木の風情" は海外からの資本投資が進み、海岸線には延々とリゾート開発が進められていた。








ホイアンの田園風景
ホイアンの田園風景 Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
ホイアンの田園風景
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh






プライベートビーチ
 ホイアンの海岸 は遠浅のように見え、サーフィンに適した波が打ち寄せていた。 しかし、サーファーの姿は見えなかった。

 海岸線は、どこもかしこもリゾート開発工事が進められているようで、延々と工事の塀が続いていたが、そういった需要を見越してのことだろう。

 地元の若者が四五人連れ立ってきたので、どうするのか見ていると、ゴザを借りて、砂浜に円陣を組んで座った。 日本なら花見のように ・・・ ささやかな楽しみである。 また、そのゴザを貸し出す商売の人がいた。


 これから、続々と高級リゾート地が造られて行くのだろうが、プライベートビーチとか何とか言って、海岸線を占有しないことを願う。

 cf. こんなことが許されるのか?



ホイアンの海岸風景
ホイアンの海岸風景 Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
ホイアンの海岸風景
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh











世界遺産の名前 地区 種別 登録年
ホイアンの古い町並み
 Hoi An Ancient Town
ホイアン ベトナム 文化遺産 (2), (5) 1999年
 


【補注】 文化遺産は、普遍的な価値のある記念工作物、建造物、遺跡など。

(2) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(5) 特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている、ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の際立った例。








日本橋 Japanese Bridge
来遠橋 Lai Vien Bridge (日本橋 Japanese Bridge) Hoi An, Vietnam 2010/01/15 Photo by Kohyuh
来遠橋 Lai Vien Bridge
(日本橋 Japanese Bridge)
Hoi An, Vietnam 2010/01/15
Photo by Kohyuh

 日本橋(写真右)は、ホイアンの古い町並みの一つである。 木造の屋根つき橋で、中に小さなお寺がある。

 当時、ホイアンに多くの日本人が住んでいたようで、その彼らによって 1593年に造られたという。

 橋の手前が中国人街、渡れば日本人街だったと説明してくれた。

 入るには入場料がいるが、対岸の街へ行くだけなら直ぐ近くに、無料の橋がある。














同定理由 *201 *205
 ・ベトナムでは 冬鳥 として普通に見られる。
 ・白い 眉斑 が額から延びる
 ・喉からの体下面が白い
 ・胸から脇にかけて淡橙色
 ・頭頂から背、肩羽、腰、尾まで赤茶色




名前の由来 *31
 アカモズは、江戸時代中期から "あかもず" の名で知られていた。 "べにもず" という異名もある。 背の赤みが強いところから、そのように呼ばれた。

 cf. モズの名前の由来




渡り 
*201 *205
 アカモズは、夏季に中国、日本、ロシア東部、朝鮮半島などで繁殖し、インド、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレー半島、フィリピンなどに渡って避寒する 渡り鳥 である。




食べもの *201
 アカモズは、主にミツバチやスズメバチといった大型昆虫、小型の鳥類、ネズミなどの小型の哺乳類などを捕食する。










英名の意味
brown 褐色の、茶色の、とび色の
shrike 〔鳥〕 モズ
 by New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998




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履歴
2012/02/13 ロゴ統一更新
2010/03/14 初版公開











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