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鳥紀行 スペイン編 (1) 

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八幡次郎好酉の鳥紀行 スペイン編




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No 旅行日 概要
【01】 2005/04/13 出発
【02】 2005/04/14 アユタヤ
【03-1】 2004/04/15-1 バンコク(1)
【03-2】 2005/04/15-2 バンコク(2)
【04-1】 2005/04/16-1 マドリッド(1)
【04-2】 2005/04/16-2 マドリッド(2)
【05】 2005/04/17 マドリッド(3)
【06】 2005/04/18 セゴビア日帰り旅行
【07】 2005/04/19 マドリッド(4)
【08】 2005/04/20 ドライブ旅行 (1)  1日目 アランフェス へ
【09】 2005/04/21 ドライブ旅行 (1)  2日目 トレド へ
【10】 2005/04/22 ドライブ旅行 (1)  3日目 アビラへ
【11】 2005/04/27 ドライブ旅行 (1)  4日目 カセレスへ
【12】 2005/04/24 ドライブ旅行 (1)  5日目 カセレスへ
【26】 2005/05/08 ジブラルタルへ
【38】 2005/05/20 ドライブ旅行 (2)  38日目 モンセギュールへ (キアオジ)
【48-1】 2005/05/22 ドライブ旅行 (2)  48日目 ポイ渓谷へ (ハシグロヒタキ)
【48-2】 2005/05/22 ドライブ旅行 (2)  48日目 ポイ渓谷へ (マミジロノビタキ)
  <続く>  
     
 



 

 ハイライト
No 出逢い リリース日
ハイライト ①  「出逢いもいろいろ」 ジブラルタル飛行場 2008/08/25
ハイライト ②     










(注1)  記事は、旅行の日付順であるが、掲載する鳥の写真は、日付が前後することがある。 写真は、撮り置きのものから、できる限りよいものを選んだためである。
(注2)  鳥の 同定 には自信がありません。 お気付きの点、ご連絡いただければ嬉しいです。
(注3)  好酉の鳥紀行 スペイン編は、2005/04/13 - 2005/05/27 45日間の旅であった。
タイトル欄の【】内の数字は、旅行の第何日目であるかを示す。
 ex. 【08】は、8日目である。








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【01】 05/04/13 (水) 出発 戻る次へ



はじめに
 私たちのスペインの旅は、タイのバンコクから始まった。 準備万端整っていたかというと、そうでもない。

 私のチュン を置いて行くことも気がかりであった。 娘宅で預かってくれると言ってくれてありがたかったが、そのことだけではなく、チュンが高齢で、私たちが不在中に、もしものことがあってはと思うからである。

 また、家内の方は、タイ・スペイン・ポルトガルと、旅行ガイドブックをかなり読み込んでいたようだ。 しかし、私といえば、ほとんど家内からの聞きかじりで終わってしまったから、気の入れようが違う。

 というのも、海外でのドライブ旅行は、四回目になるので、当初ほどの、緊張感を持った準備は、必要がなくなったことと、家内のナビゲータ振りには、全幅の信頼を寄せていたからである。

 また、私の方向音痴は、自分でもあきれるほどであるから、ヘタに口出しすると、ろくなことが無い。 喧嘩のもとにもなる。 こと方向に関しては、連戦連敗しているので、例え、口出ししても、聞き流されるだけであろう。

 2005年4月13日関空発、5月27日関空着の、45日間の旅であった。 バードウォッチングを始めてからの旅は、これまでの観光旅行では味わえなかった、新しい発見や感動があった。 旅先で見かけた鳥を介して、スペインの旅を振り返って見たいと、思い立った次第である。

 この鳥紀行から、海外ドライブ旅行 や、バードウォッチング に、一人でも多くの方が興味を持っていただければ、この上ない喜びというものである。












§ バンコク (タイ) 到着 Bangkok, Thailand
 スペインの旅なのに、なぜ、タイなのか、ということであるが、一にも二にも、安く上げたいから、ということに尽きる。 時間はあるが金が無い、という人にとっては、とにかく、アジア系の航空会社が安い。

 その代わりに、直行便はない。 その航空会社の国に、一旦、必ず立ち寄ることになっている。 これはどの航空会社でも共通の経済の原則である。

 今回は、タイ航空を利用したからタイに来たという次第で、いわゆる鈍行だからこそ出来る一種の贅沢とも言えるかも知れない。

  ただし、どこにも立ち寄らずにヨーロッパへ行きたい場合には、直行便に比べて、五六時間、余計にかかるのが普通である。

 このように時間がかかるのは、中継地である航空会社の国で、飛行機を乗り換え transfer たり、乗り継い transit だりするからであるが、その他に、燃料の補給や機内の清掃や乗務員の交代が必要である、ということもあろう。

 更に、スペイン (マドリッド) 行きは、一旦、ローマにも立ち寄る。 これら諸々のことに、三四時間は普通で、それ以上、余計にかかるというものだ。





乗り換え (トランスファー transfer)
 同じ飛行機で目的地まで行く便がなく、経由地で飛行機を乗り換えて行く。 別便のものに乗り換えるため、機外に出るが、預けた荷物は自動的に移し変えられる。 しかし、手荷物は全て持って出なければならない。
 
乗り継ぎ (トランスジット transit)
 給油等のため一旦最寄の空港に着陸する。 経由地が1回だけの場合を one stop という。 2回であれば two stop となる。 機内清掃などで一旦、機外に出されることが多いが、また同じ飛行機に乗るため手荷物は置いておいてよい。





チャンギー国際空港 Changi Airport
 そのまま待って、乗り換えるのも良い。 シンガポールのチャンギー空港なら世界最大級の空港だから、退屈することは無いだろう。 インターネット端末は無料だし、もちろん、有料のものもあるし、ショッピングから、プールまで、ないものは無いと言ってもよい。

 また、同じ待つなら、いっそうのこと、その国に数泊しての観光旅行も可能だ。 ただ、国によっては、その国から出国する時に、空港使用料の類の料金を取られることがある。

 関空など、航空券の購入時に、運賃とは別に、先払いしているが、そのことに気付かないのが普通であるから腹が立たない。 この巧妙な手口に、気がつかないだけなのに、このように中継地で改めて、徴収されると面白くない気がするから、勝手なものだ。

 税金でも、外税なら、腹が立つことが多かった。 それも、内税になって、腹が立たなくなった。 喜んでいいものか。 考えてみれば、アホではないか。


 今回、タイ航空を利用したので、往路で、バンコクに、2泊することにした。 ホテル・ディシュタニ (Dusit Thani Bangkok) に泊った。 昨年も、泊って、気に入っていたからである。


 特筆すべきは、タイ航空は、格安航空券と言えども、座席指定ができたことである。 詳しくは、海外ドライブ旅行(8) をご覧下さい。 ただ、機内設備は、シンガポール航空と違って、液晶モニタが各席に付いていないことは仕方ないとしても、フットレストも無かったのは残念である。 フットレストは、あれば有難味は感じないが、無いとなると、足の置き場が無くて落ち着かないから、勝手なものである。











§§ タクシーのこと
 2005年4月13日 11時45分 関空を発って、バンコクに 15時35分、定刻にバンコク国際空港 (ドン・ムアン空港) 着いた。 日本との時差は、マイナス2時間であるから、5時間50分の空の旅であった。 もっと乗っていたかったが、下ろされてしまった。

 空港で、白タクには、つかまらないようにと、気を付けつつ、タクシー乗り場に急ぐと、係員の人が次から次へと、順番に、テキパキとさばいている。 並んでいると、運悪く、小汚いものに当たってしまった。 順番だから、それは、仕方が無いとして、見ていると、荷物を入れたトランクの鍵が閉まらないのか、扉を紐でくくって、運ちゃんが照れ笑いをしていた。

 タイでは、タクシーの不正防止のため、こうした正規の乗り場では、係員がメモ用紙に、タクシーのナンバーを書いて、手渡してくれる。 もし、問題が発生すれば、処理上の追跡が、しやすいし、何処から乗ったかの証拠にもなるからだろう。


 タクシーの運ちゃんに、ホテルの予約表を見せて、ホテル・ディシュタニへ行ってくれと言うと、わかった顔をしたから安心した。 それはそうだろう、このホテルを知らないようでは、もぐりの筈だ。 いわゆる外国資本のホテルではなくて、自国の老舗ホテルだ。

 タクシーが走り出してから気がついた。 両替をしないまま、乗ってしまった。 両替できないようなホテルもなかろうと、思いつつも、それでも、両替できるまで、待って貰わないといけない。 たちの悪い運ちゃんだったらどうしようかと、ずいぶん心配したものだった。

 飛ばさなくても良いものを、サービスのつもりか、ガタガタ音を立てながら、猛スピードで走り出した。 高速道路も使うが、100キロ超とはいえ、なにしろ、オンボロだ。 気が気でない。

 私たちも、周りの風景から、どの辺りかは、大体の見当はついたから、もうそろそろかなと、安心していたら、突然、車を道路わきに寄せて、ホテルはどこかと聴いてきたから驚いた。 そう言えば、運ちゃんは、先ほどから、携帯電話で色々しゃべっていた。 道が分からなくなってしまったようだ。

 予約表は英語で書いてあったから、読めなかったのだろう。 私の発音から判断して、適当に走り出したに違いない。 いよいよ都心に入る、というところで、確認のために停車したのだろう。 ところがこちらは、ゆすりか、たかりか、と心配したが、家内の手前、平気な顔をしていたものだ。 それに何より、気のよさそうな運ちゃんだった。


 彼が、電話番号、電話番号と繰り返すものだから、ホテルの予約表を見せて、電話番号を指で差し示した。 そこに電話をかけたらしい。 そして、携帯をこちらに渡して話せという、英語だった。 ホテルのフロントだったので、「タクシーが道に迷ったから、案内してやって欲しい」 といって、また、運ちゃんに電話を返した。

 すると、二言三言、話をすると 『何だ、ディシュタニか』 という。 そのように聞こえた。 前から何回も、ディシュタニ、と言っているではないか。 私には、運ちゃんが発音するのも、私が発音するのも、同じように、思うのだが、まったく通じていなかった。 やれやれ。


 それからの運ちゃんは、上機嫌だ。 今日の仕事は、これでお終いで、家に帰るという。 お正月で、三連休だという。 そうか、旧正月なんだと、今まで話が通じなかったことが不思議なほどに、言うことが分かる。











§§ 厳重な警備
 ホテルの入り口には、二三人警備員がいて、鏡の付いた長い棒で、車の下を丹念に調べ、質問したりしている。 また、そんな手動式ではなくて、板状の装置の上を、単に、車を横切らせるだけで、自動的に検査できるようにしたものまであった。 最初は、要人でも泊りに来るのかな、と思ったが、これが日常のようだった。

 今回、前述のとおり、現地通貨を持たないまま、タクシー乗ったので、ドアマンに、「両替するまで待って欲しい」 と運ちゃんに言ってくれと頼んだ。 運ちゃんも、当たり前のように、機嫌よく、OKしてくれた。

 家内が、両替に走る間、運ちゃんと、何かと話しをしたりしたが、お正月休みが始まる前の、私も経験があって良く分かるが、うきうきした気分が伝わってくる。 家族も、彼の帰りを待っているに違いない。 こちらも、何だか嬉しくなって、それと、待たせたこともあって、チップをはずんだものだった。










§§§ おすすめ料理 「仔豚の丸焼き」 2005/10/05 追記
 ホテルの日本人スッタフの方が、何でも相談に乗ってくれて、大いに助かった。 競争相手のホテルのものであっても、良いものは良いと言ってくれた。 夕食に、何か、おすすめ料理はありませんか? と聞くと、ここの仔豚の丸焼きが最高です、と一発回答があった。 日本では、あまりにも高すぎて、先ず、手が出ないでしょうという。 ここでは、その手が出せる、という。

 ホテルマンは、色々と食べ歩くのも修行の一つということで、それこそ聞かれて答えられないものは無いといった様子であった。 私は、仔豚の丸焼きは、未だ食べたことがない。 それどころか、丸焼きと言えば、イカの丸焼きぐらいしか食べたことがない。 それでも、その手が出せると聞くと、引っ込める訳には行かない。 出掛けることにした。



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仔豚の丸焼き  2005/04/13 Photo by Kohyuh
 前菜を摘まみつつ、ビールを飲みながら、食べ方が分かるかな、何処から手をつけるのかな、などと想像していた。 というのは、モンゴルだったか、忘れたが、羊の料理を出して、おもてなしをする場合に、耳だったか、尻尾だったか、これも忘れたが、先ずお客様に食べてもらうような礼儀作法をテレビで見たことがあったからである。







 そうこうしている内に、大きなお皿に、まさしく目鼻が付いた仔豚が運ばれてきた。 皮のところは、食べやすい大きさに、既に、包丁が入れられてある。 この皮に、好みのタレをつけ、パンに乗せて食べるのであろうことは、見れば分かる。 何のことはない、要らぬ心配をしていたということだ。

 それにしても、この皮ぐらいで、腹の足しになるのかなと思ったが、パリパリではあるが、ゼラチン質というのか、こってりとした感じもあって、なかなかパンと相性がよい。 そのパンがなくなると、背中の部分にだけ、包丁が入っているだけだから、頭や足腰の部分は、手付かずである。 それなのに、お腹は、もう十分だという思いがするから不思議である。

 丁度、その頃合を見届けたのか、ウェートレスが来て、次の料理に移ってよいかと聴いてきた。 デザートに移るのかと思った。 また、このとき、いや、もう少し食べるといってもよい雰囲気である。 しかし、実際のところ、もう、仔豚の皮は、十分であったから、承知した。 そして、仔豚の皿は引き下げられた。

 私は、デザートを待っていたが、出てきたのは、手を付けていなかった頭や足腰の皮の部分を、以前と同じように、食べやすい大きさにして、お皿に盛ってある。 見ると、尻尾とか、耳の部分であろうと想像できるものも混じっていた。 そうして、もう一つのお皿には、それ以外の肉の部分、確か、骨付きだったと思う、を一口大にして、空揚げ状にしたものが盛ってあった。

 料理する側にしてみれば、残さず食べつくして欲しいと思っている筈である。 手を尽くして、食べやすいように、料理をし直してくれたのであろう。 それを、美味いところだけ食べて、後は、残すのが礼儀と、我々は勘違いしているのでは無かろうか。

 私は、そのように気が付いたが、各お皿を一つまみ、二つまみしただけで、デザートが欲しくなった。 礼儀で残すのではなく、もう十分で、これ以上食べると、折角の料理が、それこそ台無しになる。

 《参考》 セゴビアの 「仔豚の丸焼き」 料理






 
余談
 北京ダックでも、豚の丸焼きでも、メインは、あのパリパリの皮を食べるものだろう。 私は、以前から、その残りものは、どうするのか、疑問を持っていた。 先ずは、その残りものも食べたいと、言ってよいものか、ということである。

 思うに、これは、そのように言っても、決して駄目とは言われないであろうことは、容易に想像が付く。 今回は、黙っていても、料理をして出してくれた。 私が食べたそうな顔をしていたのであろう。 ところが、食べきれるものではない。 というのが本当のところかも知れない。

 また、普通、そういうことを切り出す人は、食べに来る事も少ないと思うから、殆どは、残り物になる筈だ。 これは誰が考えても、捨ててはもったいないと思うだろう。 何のことはない、中華街で売っていたのを見た。 乳しか飲んだことのない仔豚のことだ、不味い訳がない。



 《さらに余談
 丸焼きと言えば、七面鳥を思い出すのは、私だけだろうか。 クリスマスの家庭料理のようで、絵本でも目にするし、物語にでも聞くが、私は食べたことも、見たことも無かった。 実際の七面鳥は、かなり大きくて、ニワトリの五六倍以上はあるだろうか。 それを、丸焼きして、お皿の上に飾り付けるものだから、想像するだけでも豪華な料理だろう。



 米国出張が12月初旬まで延びたことがあった。 街は、クリスマスの飾り付けやらが施され、デパートでは、サンタさんが子供たちと写真を撮ったりしている。 どこでも、クリスマス一色であった。 あちこちの会社も庭の木々を電飾で飾っていた。 会社では、クリスマスパーティも開かれた。 そんな折、現地スタッフが、七面鳥を食べに行こうと誘ってくれた。

 ニュージャージー州のニューワークという街にいたが、終業後に車で出かけた。 日が暮れるのが早く、街を離れた頃には、もう真っ暗である。 田舎道を一ニ時間ばかり走っていくが、時折り、小さな村を通りすぎる。 それが、何とも美しい。 絵本の中を通り過ぎる様であった。

 各家庭がそれぞれに飾り付けをしている。 中には電飾で工夫を凝らした家庭もある。 それが無くとも、窓からこぼれ出る明かりが、その家の輪郭を、何処が境界ともいえず、闇の中に、浮かび上がらせていた。 蛍光灯色ではない暖かい色で。


 着いた所は、田舎道もこれより先はないという、大きな牧場の様子で、七面鳥が放牧されているという。 それが、最早、暗くて、よく分からない。 ここには、レストランが併設されていて、七面鳥の料理が有名だそうだ。

 別室に、主のコレクションがあるから、見てきたらよい、といわれて階上にあがると、牛ほどの大きさの熊の剥製が多くさん置いてあった。 他の動物もあったのであろうが、最早、記憶にない。 主が射止めたものであろうから、それ程昔のことではない筈だ。 この辺りの自然がどんなものか、明るい時に、また、一度、訪ねて見たい気がするが、何処をどう来たのか、さっぱり分からない。


 私は、憧れの、七面鳥の丸焼きが出てくるものと思っていた。 ところが、そうではなくて、お皿に取り分けられた、七面鳥の料理であった。 四人で来たが、丸焼きでは、食べこなせないということであろう。


 日本人なら、無理をしてでも、無駄な出費もするかも知れないが、米国人はそんな無駄なことはしない。 レストランでも、ホテルでも、食べ残したら、パックに詰めて持ち帰るのが常識である。 無駄な出費こそしないが、それでも、手間ひま掛けることや、労力は惜しまない。

 一時間以上も掛けて、わざわざ、クリスマス風情のある村を見せて呉れたのであろうし、七面鳥牧場も見せてくれたのであろう。 何より、家庭を大事にする彼等が、その為の何時間かを割いて、時間というご馳走をしてくれたことになる。 何より嬉しい、おもてなしであった。


 七面鳥は、白身と赤みの両方が盛り付けられて、それだけで、ニワトリ一羽分はありそうだ。 それと、同じほどの量の、黒っぽい、マッシュポテト状のものが添えられていた。 スタッフィングとかいっていたと思うから、丸焼きにする時の詰め物であろう。

 白身も、赤身も、両方あるというのが七面鳥の特徴であるらしい。 ところが、私には、どこに味の違いがあるのか、また、鶏肉との差も、あるようで、ないような気持ちでいた。 そうしたら、彼等も、よくは説明できないが、鶏肉と似ているようで、どこか違うと、同じようなことを言っていたから、食べなれた人でも、そんなもんだ。


 私は、あの詰め物の方は、馴染みがないせいか、喉を通り難いし、量も多すぎる。 さすがに、口卑しい筈の私も、難行苦行であった。 それを横から、美味いか? と聞いてくるから、不味いとも言えず、美味いと言ってしまう。 彼等が 「美味いか?」 と聞いて来るのは、「美味いだろう」 といっているのと同じであることを、私は知っている。






ディシュタニ  Dusit Thani Bangkok 2005/04/13 (泊1)
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